日光ドライブ&トレッキング (2日目)

翌日は一日トレッキングです。

といっても中禅寺湖周辺は平坦な地形が多く、トレッキングというよりは
ハイキングですね。

心配していた天候は朝起きてみると快晴!!。トレッキング日和です。


ノンビリと朝食を済ませた後、部屋に戻り準備をして8時20分頃に宿を
徒歩で出発しました。

歩き始めて、数分で竜頭の滝に到着です。
まだ8時半過ぎだというのに、滝の脇の地獄茶屋辺りは既に観光客の
方々で溢れていました。

(やはり紅葉シーズンの方が絵になりますね)

先は長いので滝の写真を数枚撮って出発です。
滝の上の川沿いの階段を数分上ると竜頭の橋へと出ます。

(振り返ると中禅寺湖が見えます)

道路を横断し滝上バス停付近にある駐車場脇の道を進みます。
『中宮祠(なかぐうし)－湯元歩道』の看板が目印です。


ここで本日のルートを最終決定。
点線の部分を反時計回りに歩き宿へ戻ることにしました。

(画像は加工しています。青点線:徒歩移動、緑点線:バス移動)

看板より先はこんな道です。

(左側は川)


(右側は林が続きます)

数百メートル歩くと「しゃくなげ橋」へ出ます。
道路を横切り赤沼方面へ直進します。
ここから小田代ヶ原(おだしろがはら)へ進むルートもあります。

(赤沼方面は『日光’てくてく’歩道』となっていました)

しゃくなげ橋から10分ほど歩くと、木組みの橋が見えて来ます。


この橋は小田代ヶ原へと続くようです。

(「竜頭の滝」から1.3km地点)

橋を渡らないで100mほど歩くと戦場ヶ原へと続く橋があります。

(「湯滝」と書いてる方向へ。直進すると赤沼の駐車場へ出ます)

戦場ヶ原へと続く橋を渡ると、整備された木道となります。

(幅が広くて歩き易いです。余所見し過ぎて落ちないように…)

ここは沢山のハイカー歩いていました。
まだ雪が解けたばかりだからか色のない景色が残念です。


写真を撮りながらノンビリ30分程歩くと、青木橋が見えて来ます。

(橋を渡ったところに休憩ポイントがあります)

そこで10分ほど休憩。水分補給と軽い食事を済ませて出発です。

(釣りを楽しんでいる方も多かったです)

出発してから気温は上昇し続け、長袖二枚を重ね着していたのですが、
汗ばむほどになりました。

(眩しい…)

ここまで殆ど平坦な道を進んで来ましたが、ここで少しだけ(ほんの少し
ですが…)アップ・ダウンがあります。


青木橋より少し歩くと「泉門池(いずみやどいけ)」の分岐点があります。

(折り返すように左折して小田代ヶ原へ向かいます)

分岐点にある看板です。(前出標識の反対側にあります)

(竜頭の滝よりノンビリ歩いて3.8km。約2時間弱掛かりました)

分岐点からは熊笹に囲まれたアップ・ダウンを10分ほど歩くと次
の分岐点に出ます。

(「西ノ湖(さいのこ)」方面へ進むと小田代ヶ原展望台です)


(梅雨時期になると潤うのでしょうか…)

20分程歩くと次の分岐点があります。
実は、今回はここを西ノ湖方面へと進み、弓張峠を越えるつもりだった
のですが、「ツメタ沢で橋が流されたため通行できません」と書いてあり、
代替ルートは小田代ヶ原展望台から車道を歩いて西の湖へ向かうルート
となっています。
しばらく悩んだのですが、とりあえず小田代ヶ原展望台まで行き、そこで
ルートを考えることにしました。(相変わらず計画が甘いなぁ…)



(ホントに良いお天気でした…というか暑かったです)


(小田代ヶ原の貴婦人が見えてきました)

午前11時。
宿を出発して約6km。2時間半で小田代ヶ原展望台に到着です。


見晴らしの良い場所で休憩しながらルートの再考です。

思い立ったルートは二案。
一案は、車道を歩いて西ノ湖に向かう。
二案目は、西ノ湖を諦め、しゃくなげ橋まで戻り、往路のルートを歩いて
宿へ帰る。
結論を出せないままバス停の方へと歩いて行くと、丁度千手ヶ浜行きの
(ハイブリッド)バスがやって来ました。
「そっか!、その手があったか!」と、バスに飛び乗りました。

10分程で「西ノ湖入口」へ到着。バスを降り西ノ湖を目指します。

(外山沢川)

橋を渡ったところに小田代ヶ原からのルートの出口がありました。

(ロープが張ってありました)


(通行止めの案内地図)

西ノ湖を目指します。

(バス停から西ノ湖までは1kmちょっとです)

上手く写真が撮れませんでしたが、時代錯誤を起こしそうな、とても印象
深い林道でした。

(向こうから黄門様御一行が歩いて来そう…)

ここはバスでしかアクセスできないためか、とても静かでした。

(あと900mです!)


(綺麗な林道がまだまだ続きます)


(柳沢川手前の標識「1」)


(柳沢川手前の標識「2」)


(柳沢川に掛かる吊り橋)


(柳沢川を渡ると枯葉を敷き詰めた道が続きます)


(西ノ湖が見えてきました)

12時過ぎ。西ノ湖に到着です。

(静かで綺麗な湖でした)

湖畔の倒木に座り昼食。
湖畔では何組かのファミリーやグループが長閑なひと時を過ごしているの
が印象的でした。
30分程休憩して千手ヶ浜を目指して出発です。

歩いてきた道を柳沢川の吊り橋まで戻ります。
吊り橋を渡り先ほどの標識「1」と「2」はどちらを進んでも千手ヶ浜へ続いて
いるようです。
少し迷ったのですが、林の中を進んでいる「1」の方を歩いてみることにしました。


1kmほど歩くと、外山沢川へと出ます。

橋を渡ると…バスが走る車道へ出てしまいました…。
標識「2」を選んでいれば、ずっと林の中を歩いて千手ヶ浜へ出られたようです。

車道を1kmほど歩いて千手ヶ浜へ。

(浜の手前200mのところにバス停&トイレがありました)


(ここから写真の湖畔沿いの道を菖蒲ヶ浜まで歩きます)

13時30分に出発しました。

(あと4km弱で宿です)


(湖畔の道はこんな感じです)

湖畔沿いは大半が湖へ降りられない断崖の上の道を歩きますが、ところ
どころで浜へ出られます。

(岬になっている部分の前後は若干の上り下りがあります)


(千手ヶ浜より50分。半分程度歩きました)

小さな楓を発見。

(数十年後には綺麗な紅葉の一部になるんでしょうね…)


(海岸のようです)


(紅葉シーズンだと綺麗なんでしょうね)

湖畔の至る所にピンク色の綺麗に咲いていました。

(多分、『トウゴクミツバツツジ』だと思います…)

千手ヶ浜から1時間10分。菖蒲ヶ浜が見えてきました。

(宿の前の桟橋が見えます)

14時50分。宿に到着です。
千手ヶ浜より約4km。所要時間は1時間20分。
出発からは約14km。所要時間は6時間30分。
でした。
写真を撮りながらノンビリ歩いたので少し時間が掛かりましたが、全行程
ほぼ平坦なコースだったのでキツくはありませんでした。

今回歩いた竜頭の滝～戦場ヶ原～小田代ヶ原～西ノ湖～千手ヶ浜の
ルートは整備された木道と地盤のシッカリした道ですが、千手ヶ浜～
菖蒲ヶ浜のルートは足場の悪い所が多いので、不安であれば登山用
のポールを使って歩いても良いかもしれませんね。

宿に到着して着替えを済ませ、一番早い時間で夕食の予約をし、時間が
来るまで宿の周辺を散策して過しました。

(夕方になって雲が出てきました)

一番乗りでレストランへ…。


食後は部屋でノンビリ…。
充実した一日でした。

やはり紅葉シーズンに来てみたいですが、人が多いのは苦手なので…
多分…来ないでしょうね…。

明朝はノンビリしたいとことですが、明日の午後が渋滞のピークとの情報。
それを避けるため、早朝に発つ予定です。

※ご注意
　写真の標識等は2008年5月現在の状況です。
　変更或いは移動、撤去される可能性もあります。
　お出掛け前に最新の情報を基に計画を立ててお出掛け下さい。

竜頭滝

戦場ヶ原

小田代原

西ノ湖

千手ヶ浜

菖蒲ヶ浜

タグ：日光 トレッキング 竜頭の滝 小田代ヶ原 西ノ湖 千手ヶ浜

コメント 2

はじめまして。栃木県在住の山好きです。
なかなか長距離のハイキングでしたね。
貴婦人もまだ冬衣装のままでしたか。
でも戦場ヶ原もすっかり雪がなくなっているんですね。
by さるぼぼ (2008-05-10 22:59) 

さるぼぼ様。
コメントを頂いていながら、一ヶ月以上もお返事できなくて申し訳ありません。
ブログの機能を十分理解していなくて、コメント頂いた事に気付いていませ
んでした。大変申し訳ありません。

久し振りの日光でした。
「ゴールデンウィーク＝日光＝混雑」のイメージがあったので、この時期に
一度も訪れたことがなかったのですが、混雑覚悟で訪れてみたら、想像
以上に静かでノンビリと散策できました。
また時間を作ってお出掛けしたいと思っています。
やはり秋がベストなんでしょうかね…。
良い散策ポイントがありましたら是非ご紹介ください。
by cayenne (2008-06-24 19:24)