北海道ドライブ -2011- (一日目)

4月下旬に北海道をドライブしてきました。

(羊蹄山)

ここ数年、この時期になるとタイヤ交換を済ませ、愛車を駆って長距離ドライブへと
お出掛けするのですが、今年は諸々の事情や時間も取れそうにも無かったので、
早々に中止とし、計画すらしていませんでした。

が、4月中旬になって予定が崩れ、3日ほど時間が作れることになったので、迷った
挙句、旅に出ることにしました…。
当初は、ここ2年、計画通り目的地まで達することができなかった西へのリベンジ・
ドライブを考えてみたのですが、日程が連休に絡んでしまうこともあり、渋滞は避け
られないと判断し断念。
少し趣向を変えて、北海道をドライブすることとしました。

目的地は…ノンビリ過ごせてリフレッシュできるならどこでも良いと思ったのですが
昨年初夏に訪れたニセコが印象深く、再訪したいとの思いも強かったので、今年は
スキーに行こうと思っていたのですが実現できず…。
そんな思いもあって、まずはニセコで手配してみることに…。
連休直前ということもあり、宿や交通機関の手配が難しいだろうなぁと思いつつも
手続きを進めてみると、意外にあっさりと希望通りに取ることができました。
ただ、現地での足となるレンタカーは希望車種(今回はハイブリッド車を希望…)は
満車で、小型車クラスでの予約となりました。

出発当日は0時半就寝。4時半起床。
自宅付近の天候は曇り。現地は雨との予報です。
昨年訪れた際も天候に恵まれなかったで、今回は期待していたのですが残念です。
まあ、今日は空港～宿への移動だけだからと気を取り直して出発です。

電車～バスと乗り継いで空港へ到着したのは午前7時過ぎ前。
搭乗する飛行機は7時半。大急ぎでチェックイン・カウンターで荷物を預け、搭乗口
へと急ぎます。毎度毎度のバタバタです。

(何とか5分前に搭乗できました)

で…これまた毎度のことながら離陸前に熟睡。目が覚めたら新千歳でした…。

(定刻より少し遅れて新千歳空港に到着です)

少し怪しい雲行きの空港からレンタカー会社のバスに乗り込み、営業所へ。
手続きを済ませ、案内されたクルマはスバル・インプレッサでした!。
それも、走行距離9kmという新車です!!。いやぁ～嬉しいなぁ～!!!。


国産メーカーで一番好きなスバルのクルマで北海道を走れるとは幸先良い旅の
始まりです。
準備を整え、午前10時過ぎに営業所を出発します。

今日は宿へ向かうだけなのですが、時間はタップリあるので、前回走れなかった
道をドライブしながら宿へ向かうことにします。

まずはR337～36で千歳市街に入り、千歳駅前で左折。
北海道道16号支笏湖公園線へ…。

この道は別名「支笏湖スカイロード」と呼ばれている?らしいのですが、なるほど
確かに千歳市の市街を抜けた辺りから道は真っ直ぐとなり、フロント・ウィンドウ
の先は道と木々と空だけの景色が延々と続く快適な道です。

(天気が良ければねぇ～)

ついついアクセルを踏んでしまいがちなのですが…丁度、市街を抜けた辺りで
スピードの取り締まり現場に遭遇。危ない危ない…安全運転で走りましょ…。

快適な道を進むと、30分程でR453(支笏湖道)へとスイッチ。
そのまま走り続け、支笏湖温泉を抜けると支笏湖畔へと出ます。

(1024×234)

小雨降る湖畔の駐車スペースにクルマを停めて、今回の相棒の撮影会です。


(もうドロドロ…)

まだ、走り始めて数十kmしか走っていませんが、とても良い印象のクルマです。
足回りも、初期反応は柔らかめですが、そこからの踏ん張りもなかなか…。
このクラスのクルマとは思えないくらい、シッカリした印象です。
さすがスバル！楽しいドライブになりそうです。

さて、この先のコースを考えます。
ナビと睨めっこし、このままR453を走り真駒内でR230にスイッチし、中山峠方面へ
向かうことにします。

湖畔沿いをドライブした後は、山間部へと入ります。
生憎の雨は高度が上がるに連れドンドン強くなり、ワイパーも忙しなく往復します。

(良いドライブ・コースでした。天気が良ければ最高だったんですけどねぇ～)

真駒内に近付き、高度が下がり始めると雨脚を弱くなり、真駒内でR230に入る
頃には時折陽が射すにまで回復。
がしかし、定山渓温泉を過ぎた辺りから再び雨が降り始め、峠手前ではついに
霙混じりの雨になってしまいました。
その影響もあってか、峠までは車が繋がりトロトロと退屈なドライブが続きます
正午過ぎに中山峠へ到着。『道の駅望羊中山』へと立ち寄ります。


(道の駅望羊中山：虻田郡喜茂別町字川上345番地)


(寒い!。隣接する中山峠スキー場じゃまだ滑っている人がいるわけですね)

昼食代わりの『峠のあげいも』を頬張りながら次の目的地を考えます。
次は、京極町にある『道の駅名水の郷きょうごく』と定め、峠を下ることに…。

(コレが本日のランチ!?名物『峠のあげいも』)


何故か峠から先は交通量も減り、雨脚も弱まり、再び快適なドライブとなります。

峠を下りきると、やがて喜茂別町の中心部へと入ります。


街を抜けるとR276(尻別国道)にぶつかり、交差点を大きく右折し、京極町方面へと
進みます。


田園地帯の快適な道をを10分程走ると京極町の中心部に到達。街中で交差点
を左折し、北海道道478号京極倶知安線へと入り、街を抜けたところに目的地が
ありました。

(道の駅名水の郷きょうごく：虻田郡京極町字川西45番地1)

駐車場にクルマを停め、歩き始めた途端、それまでの小雨が突然大粒の霰が
降り始めイテテイテテと叫びながら敷地内の「名水プラザ」という建物へと駆け
込みます。
まったく今日は天気には恵まれていないようです。
道の駅に隣接する『ふきだし公園』へ行ってみたかったので、建物内の売店で
時間を潰すつもりが、気が付けば地元の名産品を両手一杯に持ってました。
ナンテコッタ!!。

そうこうしているうちに霰も小雨に変わったので、再び天候の変わらないうちにと
ふきだし公園へと行ってみました。

(1024×225)

冷たい雨の降る中、水汲み場は人で一杯。


地元の方々なのか、皆さん沢山のタンクやボトルに水を汲み取っていました。
こんな素晴らしい自然の恵みを得られるなんて、地元の方々は羨ましい限りです。

(暫く滾々と湧き出る水を眺めていました)

ここに来たもうひとつのお楽しみが、おくむら屋のコロッケ。


(これは美味かったなぁ～!)

心身(腹)とも満たされ道の駅を後にします。
宿まであと少しなのですが、時間に余裕があったので、もう少し周辺をドライブ
してみることします。

(羊蹄山の麓を駆け抜け…)

倶知安町の市街を抜け、北海道道58号倶知安ニセコ線を五色温泉方面へ行き
止まりまで走ってみました。

(花園温泉の先で行き止まりでした)


(夕刻になり天候も回復し始めた様です…)


(1024×225)


(ここは良いドライブ・コースでした)


(路面もスッカリ乾きました。さて、宿へと向かうことにしますか…)

午後4時前。本日の宿に到着です。

(ヒルトン・ニセコ・ビレッジ：北海道虻田郡ニセコ町東山温泉)

昨年の7月以来です。


例年だと、もう少し賑わっているようなのですが、今年は震災の影響で外国から
の旅行者が激減しているらしく、ちょっと寂しい雰囲気。
また賑わう日が来ますように…。



今日は朝から揚げじゃがとコロッケ(つまり芋だけ?)しか口にしていなかったので、
チェックインの際に一番早い時間で夕食を予約し、部屋へ…。
着替えを済ませ、夕食。そして大浴場で疲れを癒し、長い長い一日が終えました。

本日の走行距離は185kmでした。

(1024×225)

明日は晴れますように…。

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