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スイス・トレッキング -5日目(前編)- [過去のお出掛け(海外編)]

6月26日。今日はグリンデルヴァルトを離れツェルマットへ移動です。

(ホテルの中庭です。滞在中ずっとドイツ人のグループが、食事が終わるとこの中庭に
出て毎夜毎夜楽しそうにお酒を飲んでいました)

今日はツェルマットまで鉄道を使って移動します。皮肉にも移動日ばかりが快晴です。

グリンデルワルト駅よりBOBでインターラーケンまで戻り、そこからツェルマットを目指します。
所要時間は乗り継ぎが良ければ4時間程度の道程です。

(グリンデルワルト駅)


(Berner Oberland Bahn)

インターラーケンからはSBBに乗り換え、シュピーツという駅まで行き、そこで今度はブリーク
行きに乗り換えます。
ブリーク駅からは『BVZ(Zermatt Bahn)』という鉄道に乗り換えて約1時間半でツェルマットに
到着します。

(ブリーク駅にて)


(Zermatt Bahn)
※この鉄道は2006年現在『MGB(Matterhorn Gotthard Bahn)』という名前に変わって
いるようです。

途中、寄り道をしながら夕方までにツェルマットへ到着する予定でしたが、どこにも寄らずに
真っ直ぐ来てしまいました。

(ツェルマット駅前通り)

で、最初に目指したのはココ。
右側の白いタワーが入り口(エレベータ)になっています。

ヘリポートなんです。

実は、午後の予定をどうしようかと列車の中で考えながら、結局何も良いプランが思いつかず、
ツェルマットの駅まで来てしまったのですが、駅へ到着する直前に頭上をヘリコプターが飛び
立つのが見え、「ん!、あれに乗せてもらえないかな!」と思い立ち、駅へ到着してから地元
の人に聞きまくって、ここを見つけました。(事前調査不足ですね)

オフィスへ行ってみると、どうやら山岳作業や救助をメインでやっているようなのですが、
一般向けのフライトもやっているらしく、早速搭乗を申し込みました。

暫く待たされた後、写真のヘリに乗り込み、インカムを渡され、ベルトを装着したら、直ぐに
テイクオフしました。

一気に高度を上げ暫く氷河の上を飛び、(多分)オーバー・ガーベルホルン付近の尾根を
飛び越えた瞬間、目の前にマッターホルンが現れます。感動の瞬間ですね。

(氷河の上をフライト中)

ヘリは真っ直ぐマッターホルンの山頂を目指し、山頂付近に到達すると、山頂の周りを
2,3周してくれました。最も近づいた時は、多分100m位だったでしょうか。
山頂付近に人影は見つけられませんでしたが、周囲の壁にはあらゆる方向にザイルが
ぶら下がっているのが印象的でした。

上の写真左部の拡大です。標識でしょうか、十字架でしょうか。

ヘリはその後、テスタ・グリジア~コルナーグラート~スピカの上空を飛んで、ヘリポートへと
戻りました。時間にして20分程度だったでしょうか。
上空から明日のトレッキング・コースを考えたりしてました。

ツエルマット上空を堪能した後、駅まで戻ったら15時でした。
ヘリに乗るのことに夢中でお昼も食べてないし…と急いで宿へ向うことにしました。

~後編へ続く~

※おことわり
ここでご紹介する情報は、2002年当時の出来事を、記憶を辿りつつ書いていますので、
各種施設・団体・企業等の名称や現状は変わっている可能性が高く、また現地の状況や
時刻・金額等についても現在とは大きく異なっていると思われます。
お出掛けの際は事前に最新の情報をお調べになってからお出掛け下さい。


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