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スイス・トレッキング -エピローグ- [過去のお出掛け(海外編)]

長いようで短い9日間の旅でした。

思いつきで、宿と移動手段だけ決めて、後は現地で気の向くまま…というスタイルで
のお出掛けでしたが、お蔭様でというか、現地での天候や体調や気分次第でその日
その日の行動を決める事ができたので、無理の無い日程で、逆に時間を持て余して、
ノンビリと散策する時間も取れて非常に有意義な旅となりました。

もっと細かいデータも書きたかったのですが、随分前の情報になってしまいますので
現地の紹介程度にしました。
初めて行かれる方、この時期(6月頃)に出発される方に多少のお役に立てればと思い
スイスの山々を訪れる旅のポイントを幾つか書いておきます。

◇天候(服装)
非常に過ごしやすい時期で、山歩きには非常に良い季節だと思います。
ただ、花の時期はもう少し後が良いかもしれません。
天気が良いとTシャツ一枚でも十分なのですが、山歩きをするのであれば、紫外線を
浴びるので、暑くても薄手の長袖で歩く事をお勧めします。
帽子・サングラスなども準備しておくと良いかもしれません。
また、朝夕冷え込みますし、場所によっては随分寒いと感じることがあります。
(この旅ではサンモリッツの朝夕が冬のようでした)
荷物にならない程度で長袖の上着を一着用意されることをお勧めします。
(レインウェアを代用されるのも良いかと思います)

◇宿
宿はプチホテルから四つ星ホテルまで泊まりましたが、料理を楽しみたいとか高級
リゾートを満喫したいという目的でも無い限り、山歩き中心の旅であればプチホテル
か或いはもっと簡易な宿でも十分だと思います。
玄関先に座り込んで宿主の飼い犬とジャレる…なんて楽しみはこういうホテルなら
ではかもしれなですね。

◇食事
これは個人差がありますが街のレストランや、小さなホテルで出される地元の料理を
食べてみると、初めて食べるような食材でも、意外に美味しいモノが沢山あります。
英国や仏国へ行くと、直ぐに日本料理が恋しくなるので日本から持って行ったり、
現地の日本料理屋へ行くことがあるのですが、スイス(や伊国)では、ずっと地元の
料理を美味しく食べていました。
今回訪れた街であれば、日本料理を食べさせてくれるところもあるみたいですので、
どうしても…という方は行ってみるのも良いかと思います。(高いと思いますが…)

◇物価
スイスは、欧州諸国の中でも特に物価が高いと思います。
日用雑貨は、日本と同じかそれ以上の値段ですし、ファーストフードに至っても結構
なお値段です。
利用する予定のあるものはできる限り日本から持って行った方が良いかと思います。

◇トレッキング
トレッキングは天候に左右され、行き当たりばったりとなりましたが、なかなか行こうと
思わないコースを歩くことになったのですが、結果的に良いコースばかりでで、とても
思い出深いトレッキングとなりました。
トレッキングといってもハイキング・コース程度のところしか歩かなかったので、今回
のコース(ツェルマットは別として)はスニーカー程度でも十分歩けると思います。

履き慣れた靴を日原本から持っていくのが則ですが、今回訪れた街には登山用品店
があり、靴も豊富に置いてありますから、日本から手ぶらで行って、(足にあう靴を
見つけられる自信があれば…ですが)現地で山歩き用に靴をお土産ついでに買って
履くのも良いかもしれませんね。

今回歩いたコースを目的別に紹介しますと…
1.上り下りが少なく安全なコースで、スイスらしさを満喫できるミューレン。
  スイス・トレッキング -4日目(後編)- をご覧ください。
2.手軽に眺望を手に入れられるメンリッヘン。
  スイス・トレッキング -2日目(後編)- をご覧ください。
3.スイスらしい牧歌的な雰囲気を満喫できるフィルストからの下り。
  スイス・トレッキング -3日目(後編)- をご覧ください。
4.樹林帯より上の荒々しい山を体験できるゴルナーグラート。
  スイス・トレッキング -6日目(後編)- をご覧ください。
となり、難易度も上記の順で高くなります。
未経験の方でも上記1.のミューレンのコースを歩いてみると、きっと他のコースも
歩いてみたくなるのではないでしょうか…。

◇移動
今回は移動手段として鉄道を使いました。
スイスは非常に鉄道網が発達していてダイヤも正確なので、移動手段としては最も
効率的だと思いますのでお勧めです。
また、日本のように指定を取っておかないと自由席は座席の奪い合いみたいな事も
ないので、ノンビリと良い旅ができると思います。
但し、氷河急行のように予約が必要な列車もありますので、日程が決まっている場合
は事前で日本で予約しておけば良いと思います。
レポートの中でも書きましたが、鉄道網が載っていてちょっと詳しい地図があれば、
現在地の把握や、乗り換えの計画も立てやすいと思います。
プラス時刻表があれば、鉄道の旅を満喫できるのではないでしょうか。

◇荷物
移動する予定があるのであれば、ピギーバックやスーツケースは…ちょっと…ですね。
少なくとも手が塞がってしまうことが無いように準備されることをお勧めします。

◇お金
比較的安全な国ですが、大金を所持することが心配でしたら、手配関係を日本で
済ませておくと、現地での支払いをする事が無くなるのでお勧めです。
現地での決済はT/Cやクレジットカード等で済ませるのが良いと思います。

では、良い旅を…。


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