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スイス・トレッキング -4日目(前編)- [過去のお出掛け(海外編)]

6月25日。曇り。

(ツヴァイリュッチーネン駅)

山を見上げてみると雲の中。これじゃあガスの中のトレッキングになってしまうなぁと思い、
予定を変更して、観光地巡りをすることに…。
近場で気軽に行けるとことは…ということで、映画『女王陛下の007』のロケ地として有名
なシルトホルンへのピッツ・グロリアへ行ってみることにしました。

グリンデルヴァルトからシルトホルンへ行くにはラウターブルネンまで行かなくてはならない
のですが、行き方が二通りあり、WABでクライネシャイデック駅を経由して行く方法と、
BOBで一旦インターラーケン方面を目指し、途中のツヴァイリュッチーネン駅で乗り換えて
ラウターブルネンへ向かう方法がありますが、今回は後者の方法で行くことにしました。

ラウターブルネンからは『BLM(Bergbahn Lauterbrunnen Murren)』という鉄道会社
のケーブルカーに乗ってグリッチュアルプ駅まで行きます。

(ケーブルカーからみたラウターブルネン)

グリッチュアルプ駅に到着すると、BLMの鉄道に乗り換えてロープウェイの駅がある
ミューレン(Mülenen)まで行きます。

グリッチュアルプからミューレンまでは、断崖絶壁の上にある僅かな暖斜面に這い蹲る
ようにして広がる街です。
この街への交通手段としては先程のケーブルカーのみで、これがライフラインにもなって
いるらしく、観光客を運ぶと同時に最後部には生活物資を乗せる荷台があり、食料品や
飲料水などが積まれて運ばれていました。

BLMのミューレン駅とロープウェイの駅は街を挟むような位置関係にあり、街中を歩いて
駅まで向かいます。

(招き猫1号)


(招き猫2号)

この街も電気自動車のみで、早朝という事もあり、農作業へ向かう地元の人や牛乳瓶を
沢山載せた車などが時折追い抜いていく程度で、とても閑静な街です。

(開店前のカフェ)

ノンビリと街を散策しながら歩いてロープウェイの駅へ到着です。

駅の構内に入ると、シルトホルン山頂のライブ・カメラの映像が映し出されていて、山頂
付近のライブの映像で状況が確認できます。

(写真中央にある小さなモニターがそうなのですが…)

この日は天候が悪かったので画面は雲の中らしく殆ど真っ白で何も見えない状況でした。
他の観光客の方々も映像を観て引き返したり、天候の回復を待つつもりか、駅周辺の
散策に出掛けたりする人もいて、少し躊躇したのですが上がってみることにしました。

駅を出て暫くは眼下に綺麗な森が広がっているのが見えていたのですが、高度が上がる
につれて雲の中に入って行き、途中からは何も見えなくなってしまいました。
暫くして、速度が落ちて駅が近いのかな?と上の方を見ていると、突然山頂駅が雲の中
から現れ(乗客から一斉に歓声があがりました)、程なく到着しました。

(この一瞬は晴れていたのですが…)

早速、展望台のテラスへ出てみましたが、時折、雲の間から周囲の山々が見える程度で
殆ど何も見えませんでした。

仕方なく映画の舞台になった回転レストランに行き、昼食を食べることに…。

(当然、窓の外は真っ白…残念!)

さすがに有名な観光地ですので、メニューに日本語も書いてあります。

で、メニューを拡大してみると…

「ジェームズボンド」スパゲティ。これは頼んでみるしかありません。

で、出てきた料理がこれ…。
ふつぅぅぅ~っ!!。

(料理の中にベレッタかワルサーでも隠されていると思っていたのですが…)

その後、施設内にあるパノラマ映像ルームでスイス・アルプスの紹介映像を観たり、
売店でお土産を物色したりしながら天候の回復を待っていたのですが、結局晴れ間
は現れず、仕方なく下山することにしました。

~後編へ続く~

※おことわり
ここでご紹介する情報は、2002年当時の出来事を、記憶を辿りつつ書いていますので、
各種施設・団体・企業等の名称や現状は変わっている可能性が高く、また現地の状況や
時刻・金額等についても現在とは大きく異なっていると思われます。
お出掛けの際は事前に最新の情報をお調べになってからお出掛け下さい。


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